# 起業家スタートアップ支援補助金交付までの記録【第7話】実績報告書提出
こんにちは!
ニコプロ~ICT&プログラミング教室~です!
起業家スタートアップ支援補助金交付までの記録、第七話です。
無事現地調査を終えた私は、その後も計画的に対象経費の注文・支払を進めていきました。
2018年夏ごろから購入し始め、年末ごろには全ての対象経費の支払いが完了。
そしてついに最後の大仕事、実績報告書の作成に着手しました。
今回は実績報告書提出についてお伝えします。
起業家スタートアップ支援補助金交付までの記録 記事一覧
【第1話】はじまり
【第2話】申込決意
【第3話】申込書類提出
【第4話】採択決定
【第5話】初回打ち合わせ
【第6話】現地調査
【第7話】実績報告書提出
【第8話(完)】補助金交付
# 実績報告書の作成
実績報告書は以下で構成されています。
# 実績報告書
以下のような項目を記載します。
- 事業内容
- 何をいつ購入・支払ったかの明細
- 対象経費を購入したことによる成果
- 今後の事業活動
# 収支計算書
予算額、決算額とその差額を正確に記載します。
# 支出明細書
対象経費について費目ごとに明細を記載します。
費目ごとにA:消費税込金額、B:消費税別金額(補助対象経費は消費税別です)を算出し、最終的な補助金額をC:B×2/3(千円未満切り捨て)を出します。
# 営業状況報告書
以下項目を記載します。
- 店舗・事務所外観写真
- 店舗・事務所内観写真
- 営業状況
写真項目には営業状況が分かる画像を添付します。外観は現地調査の際に補助金担当者が撮影してくれたものを使用しました。内観はプログラミング教室の授業写真を使用しました。
営業状況は5行程度で簡単にまとめました。計画通り営業していることが分かるように記載する必要があります。
実勢報告書については経費の詳細を細かく記載しなければいけないので、予めExcelなどで整理しておくことをおすすめします。
# 証拠書類をまとめ、提出!
実績報告書一式を終わらせたら、対象経費の証拠書類をまとめます。この作業が地味に大変でした。
納品書、請求書、領収書をひたすらコピー、印刷します。
対象経費をクレジットで支払った場合は、クレジットの利用明細書に加えてクレジット引落先口座の入出金明細も提出しなければいけません。
私は見事に忘れてしまい、後から提出しました。。
銀行振込の場合は振込完了通知書が証拠書類になります。
実績報告書&証拠書類をまとめると、分厚い書類のできあがりです。
郵送を終えた後はやはり安堵感でいっぱいでした。
大変そうなぁ…だと感じていた実績報告書ですが、補助金担当者の事前フォローのおかげで意外にも作成はスムーズに進みました。
金額や証拠書類のチェックもしっかり行ってくださり、大変ありがたかったです。
# 交付確定通知書到着
実績報告書を提出後、しばらくして「交付確定通知書」が届きました。
実績報告書に記載した最終的な補助金額での交付が確定したことを知らせる書類でした。
ついに決まった!!!
これでゴールだと思っていた私。
しかし補助金担当者がこう告げました。
「交付請求書の提出をお願いします。提出されないと補助金が交付されませんのでご注意ください。」
…危ない危ない。
交付請求書は、補助金の振込先情報を記載する書類でした。確かにその情報がないとどうしようもないですね。
交付請求書を提出すれば、今度こそ補助金が交付されます!
果たして補助金は無事に交付されたのか!?
次回は最終回、補助金交付編をお送りする予定です。